平塚でパソコンのことなら平塚パソコン、平塚で情報のヒントをお探しなら平塚東図書缶
適正な方向に政策が迅速に修正されていくことについて私は支持をさせていただます。

で、やはり気になるのは、じゃあこれまでの規制値を信頼して食べてた食品は、

  やっぱり

危険だったわけね、ということ。

がっかりしたと言っては嘘になる。はなから信じてなくて、確実に安全と思われるものばかり選んで食べてたから。本来であれば被災地支援との掛け声にのって、被災地の農作物を積極的に選んで食べるアクションを取るべきところだが、そこだけは一歩踏み込めなかった。

正解とだったと称して自己正当化する気も無い。

被害者たる農家は公的手段で何らかの保護をすべきであることは言うまでも無い。混乱を抑える目的で、とかなんとか称して消費者を保護する立場の者が消費者側に新たな被害者を生む可能性を放置したことがあったとしたら、いかがなものか。だとすれば、国民が総じて官に懐疑的となっているとしても、それはいたしかたなかろう。国民が阿呆ではないという、これはこれで喜ばしいことなのだから。


次男の超流動性メンタリティ

文京区は音羽の御殿で知られた政界の名家、そのプリンス弟君が自民党に復党願いを出したと本日報じられた。

流石でござる。

兄君が指導層に君臨する民主党が、政治業界では今や鬼門にあるわけで、その対立軸に身を置けば次の選挙で優位に立てるのは間違いない。

機を見るに敏。

どの政党に所属するかというのは被選挙人の勝手だが、有権者は、コケコッコと三歩歩けばすべてを忘れる鶏ではない。見てないようで見てて、覚えてないようで覚えている。

風見鶏。歴代首相のなかでも極めて評判の高い大勲位も、こう呼ばれた。

風見鶏は、定見を持たないとか、無節操とか、そういう揶揄にも使われる表現だが、そこには強烈な生命力への憧れの感情が少なからず含まれていると思う。

この超流動性の行動パターン。一般的に、次男て、えてして、こういう処世術に長けてますわな。潮目を読んで、必ず勝ち馬に乗る、というような。

それが美点となるか、暗部となるかは、結果が決める。終わりよければ、プロセスの瑕疵は時間が解決する。忘却され、歴史は勝者によって書き換えられる。三歩で忘れなくても75日で忘れられる。それがいいのか悪いのかは、とりあえずここでは横におかせていただきますが。

超がつくような激動の年

GDPが3位に転落する同じ年に千年に一度の大災害が襲うというのが今の日本を象徴的に示しているように、低落傾向に歯止めがかからない。

景気が回復しましたという今の世の大本営発表に市民の大多数が実感を感じないのは、低落傾向のほうはひしひしと半端じゃない実感をともなっているからだ。寒いというより、痛い。


そして、かの国が51.5時間ひた隠したとされる、昨日のニュース。対岸の火事ではない。隣国の懸念は自国の危機に直結する。この影響が本当に出るのは、来年。超がつくような激動の年は、今年で終わって来年は平和な年でありますようにと祈ってみても、どう考えても激動傾向は収まるまい。

こういう時代に、安定した職と揺らがぬ衣食住を確保した人は間違いなく勝ち組と呼んでいいのだが、変化はチャンス。何事か大きな仕事をなすには、激動の時代は適時だといえる。本当の勝ち組は、本当に勝負して、勝った人。勝負は始まったばかりと考えるべきだ。

かつて「フラット化する世界」でフリードマンは、これから生き残るコツとして、グローバルに存在感をもつ少数をめざすこと、それ以外では、地域密着で存在価値をもつニッチをみつけること、とかなんとかいう内容を主張していたように記憶する。だけど実際には、地域密着ニッチは、都市型大資本の絨毯爆撃の前には非力であることが示されてきたように感じる。郊外のロードサイド店として生き残るのはチェーン店ばかり。消費者の嗜好が地域密着ニッチを向いていない限り、フリードマンの生き残り戦略の片側は絵に描いた餅となる。

では、誰もが勝間和代をめざさなくてはならないのか。

この議論は数年前に流行した。そりゃ無理だと。

激動の時代を生き抜くには、泳がなくてはならない。探すニッチは、地域密着のニッチだけでなく、自分が本当に適性を発揮できる、多次元ニッチだ。地域は座標軸の一つでしかない。そしてそのニッチは、急速に生まれ、急速に消滅する。波から波へと機敏に乗り移ってゆく覚悟と体力が必要なのだ。

来年はどういうニッチが生まれてくるのだろう。安定を手にしていない者は、波を見る目を育て、チャンスに備えるのだ。チャンスの女神には前髪しかないだけではなく、その走り去るスピードは驚異的に速いのだ。

世界第二位の借金大国でしたか

浅井隆氏の「2014年日本国破産」を読む。

ジンバブエに次ぐ対GDP負債比率世界第二位、GDP世界第二位だった(過去形)が、今や借金大国世界二位でしたか、そうですか。

こんな借金返せるわけ無い。ならば別にもうちょっと増やしても大差無しとの、モラルハザードなばらまき政治に至ったたわけですか。

それにしても、だ。

円ばかりかドルまでヤバいとなると、オフショアはタックスヘイブンの口座に預金してても完全に安全ではない。現物資産をたんまり持ってるお金持ちも大変だ。現物資産の無いあたしら庶民は、いざとなったら外国で生き延びてゆけるようなスキル(無形の知的資産ですな)を身に付けときゃならんのだね。

厳しい世の中になっちまったもんだ。