平塚でパソコンのことなら平塚パソコン、平塚で情報のヒントをお探しなら平塚東図書缶

次男の超流動性メンタリティ

文京区は音羽の御殿で知られた政界の名家、そのプリンス弟君が自民党に復党願いを出したと本日報じられた。

流石でござる。

兄君が指導層に君臨する民主党が、政治業界では今や鬼門にあるわけで、その対立軸に身を置けば次の選挙で優位に立てるのは間違いない。

機を見るに敏。

どの政党に所属するかというのは被選挙人の勝手だが、有権者は、コケコッコと三歩歩けばすべてを忘れる鶏ではない。見てないようで見てて、覚えてないようで覚えている。

風見鶏。歴代首相のなかでも極めて評判の高い大勲位も、こう呼ばれた。

風見鶏は、定見を持たないとか、無節操とか、そういう揶揄にも使われる表現だが、そこには強烈な生命力への憧れの感情が少なからず含まれていると思う。

この超流動性の行動パターン。一般的に、次男て、えてして、こういう処世術に長けてますわな。潮目を読んで、必ず勝ち馬に乗る、というような。

それが美点となるか、暗部となるかは、結果が決める。終わりよければ、プロセスの瑕疵は時間が解決する。忘却され、歴史は勝者によって書き換えられる。三歩で忘れなくても75日で忘れられる。それがいいのか悪いのかは、とりあえずここでは横におかせていただきますが。

このブログ記事について

このページは、nyが2011年12月21日 19:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「超がつくような激動の年」です。

次のブログ記事は「食品のセシウム規制値が1/5となる件」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。